2010年4月8日木曜日

情報強者とか才能とか



こんにちは檜山です。花冷え、ですかね。

↑に貼った記事、今朝出勤途中で思い出して、うーんと唸ってしまいました。
結構深刻な話なのではないかと思いまして。


ちょっと引用します。ご容赦下さい。

"このように情報端末を駆使して効率よく?処理している人もいれば、携帯電話は持っているがメールは読むだけでもっぱら通話オンリー。複合機もうまく使えないからFAXも誰かに頼むという人もいる。ここで取り上げたい象徴的な情報弱者VS情報強者は組織活動にみられるこのようなタイプの人たちであり、一般には前者が情報強者で、後者が情報弱者ということになる。"

"資料はFAXで送った、と言われても事務所に戻るまで確認できない。情報弱者のコミュニケーションツールは面談、電話、FAX、郵送である。確認はFAXの資料を見てから電話するしかない。情報強者は情報弱者のスタイルに合わせざるを得ないのだ。"

何がどう問題なのか、本文中の「情報弱者」にあたる人には、おそらく理解の範疇を超えているのだろうと思います。

知人で、メールの返事やブログ等の反響(?)を必ず「電話」でしてくる人がいます。
お互い忙しいので、なかなか電話に出られず、そこでコミュニケーションの断絶が発生してしまうのですが…
もちろんお互いに携帯もパソコンも持っています。
たまに電話に出ることができると、お久しぶり感が募ってなかなか本題に辿り着けなかったりもします。



それで、この話、コミュニケーションだけに限った問題ではないのかな、と。
(もちろん、我々不動産業は「連絡」がものすごく大事なので、コミュニケーションのあり方は常に意識していないといけないのですが)
ある程度の規模の会社になると、仕事ができる人にさらに仕事が集まってくる、という現象が少なからずあるかと思います。
一方で、その人に対する評価が「仕事ができるねー」だけで、組織の評価システムが年功序列型だったりすると…
はい、能力や仕事量と、それに対する報酬や権限の、バランス崩壊が始まります。
それ自体は古くからあったことかもしれませんが、特に情報機器の発達により、そのバランス崩壊がさらに加速しているんじゃないかな、と思わなくもなかったり。
仕事ができない(できないままでいる)方が、楽に稼げる。ということになってしまいかねません。
今に始まった話ではありませんが、手際が悪い方が残業代を稼げる現象とか、結構根が深いですよね。


もっと妄想を進めると、仕事ができる人に仕事が集まり続け、その人はいつかパンクし、使い捨てられ、新たな「できる人」がそこに…という、なんとも恐ろしい物語になってくるのですが。
突出した能力を、いとも簡単に潰せるのがこのシステムなんだなあ、と。
出る杭は打たれる? 出過ぎた杭は打たれない?


つらつらと考えてみましたが、これといった解決策は思い当たりませんでした。
とはいえ、今の「情報の洪水」が止まることはないでしょう。
どこかで何かの転換が訪れれば、強者は真に強者になれるのかもしれません。


相変わらずまとまりませんがこのへんで退散。
不動産業はもしかしたら特にバラつきが大きいのかな? と思っている檜山でした。



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thanks for reading ;)

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