不動産検索にも拡張現実がすでに導入されつつある

こんにちは檜山です。6件くらいの案件が同時進行中。ちゃんとプロジェクト管理しはじめたら、結構すっきりです。

不動産ポータルのiPhoneへの対応がじりじり進んでいますが、iPhoneのAR（拡張現実）アプリであるセカイカメラとLAYARにも不動産情報が掲載されるようになりました。

セカイカメラ

LAYAR

（いずれもiTunesが開きます）

セカイカメラにはHOME'Sとスマイティがデータを出しています。画面はこんな感じ。

朝霞市某所より。

一方、LAYARはHOME'Sの情報だけ。

データは減るかもしれませんが、LAYARは画面を縦にしても横にしてもOKなのと、鳥瞰モードがあるので、アプリとしての使い勝手は良いかもしれません。

電子コンパスの応答速度やGPSの精度、データの整合性（不動産業者さんが住所を正確に入力しているか）等々、まだこれらのARが実用的とは言い切れない面も残りますが、それでも充分に未来を感じさせてくれるものです。

いずれのアプリもGPSと電子コンパスによる位置情報及び向きでしかデータを取れませんが、例えばこの先、ARアプリ用のマーカー（QRコードみたいなもの）の規格ができて、募集看板にマーカーをつけたりして、それを読ませるとさらに詳細が出てきたり、画面の中で営業マン（あるいは芸能人？）が物件の説明を始めたり…ということもあるかもしれません。

iPhoneではなく、iPadの画面サイズであればもっと面白いですね。

ARに不動産が絡んでくるのはもうちょっと先かな、と思っていたらこの早さだったので、正直驚いています。

不動産業者さんには是非上のふたつのアプリを試してみてほしいものです。iPhoneの売れ行きも好調なようなので、もしかすると大家さんやお客さんの方が進んでいる…ということになってしまうかもしれませんよ。

ものとしてはエンドユーザー向けではありますが、ひと捻りすれば物件調査にも役立つかもしれませんね。

難点は、GPSと3G通信を使うのでバッテリーの消耗が鬼のように早いこと。

お試し時には、予備バッテリーとケーブルのご持参をおすすめします;)

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thanks for reading ;)